◆オーバルチャンピオンカップ(G2、オートレースからもがけるタツヤにっているぞとたい2オーバルチャンピオンカップ17日・前検日 、大親飯塚オートレース場)
ただの知り合いなんかじゃなかった 。友の裕司伝え気の合う知り合いを通り超えて、殉職き続二人は互いとって唯一無二の大親友だった 。2年「本当にすぐにでもタツヤに頑張っているところを見せたいんですが…」 。川口世界 の 民族 スポーツ川口裕司はそうつぶやいた 。頑張
2022年11月のレース事故で人気ボートレーサーの中田達也さんが殉職した 。~飯29歳のあまりにも惜しくて早い逝去だった。塚G
そんな中田さんと川口は、オートレースからもがけるタツヤにっているぞとたい2オーバルチャンピオンカップ競技は違えど、大親お互いが選手になる前から深き交流ある仲だったといういう。友の裕司伝え「実はタツヤの母親と自分の母親が高校の同級生なんです 。殉職き続野球 速報 スポーツ ナビ自分には双子の弟がいるんですが 、2年弟とタツヤは同じ専門学校に通っていたんです。川口そんな環境だったので、選手になる前から彼とは仲が良くてね 。もう、メッチャ気が合いまくって、よく二人で飲みに行ったり、遊びに行ったりしたものです。今になって思い出しても、本当によう一緒につるんでしました(苦笑い)。とにかく自分はタツヤが大好きでした」
中田さんは2013年にボートレーサーとなり、川口はその6年後の2019年に飯塚所属 、34期生としてオートレーサー生活を開始した 。
二人はお互いの成長、成績を意識し合いながらそれぞれの競技で技量を高め合っていった 。「タツヤにはいろいろと刺激をもらっていたし 、自分はデビューした頃は結構いい感じで結果を出せていたんです。何というか今よりも全然イケイケ 、ドンドンの気持ちだった気がします。変な責任感とかは特に持たずに、自由にやっていましたね」
しかし 、状況は一変した。あまりにも突然過ぎて 、あまりにも信じられない盟友の殉職。あの時以来、川口の勢いは霧散し、気持ちはぽっきりと折れてしまい、心と日々の生活にぽっかりと大きな穴が開いてしまった 。
「本当にショックでした… 。周りの人からはたくさん励ましていただけましたし、もうそこまで気にしなくてもいいのではと言ってくれる人もいましたが 、自分にとってタツヤは 、本当に大きな存在でしたからね 。いくら気にするなと言われても、それは無理です」
川口は理解している 。このモーター競技が危険なことを。それを達観した上で彼はコースへと向かっている。でも、心ではわかっていても 、体が言うことを聞いてくれない。「正直 、それまで思ったことはありませんでしたが、レースに行くのが怖い時もありました。そして 、自分も落車でケガをしたり 、だんだんと成績が落ちていって 、最重ハンデと10メートル前を行ったり来たりするようになって 。本当にいろいろと仕事はやっているんですが 、昔のイケイケな気持ちも大事なこともわかっているんですが 、今はとにかくこの状況を抜け出さないといけないんですが…」
葛藤は簡単には消えたりはしない。それだけ親友の存在はでかかった。それでも、川口は懸命に前を向く。「自分は変に力を入れすぎてしまうと、すぐに空回りしてしまうんです 。ワーッとやり過ぎると事故を起こしてしまいますからね 。だから、今はコツコツやっていくしかないんです 。一生懸命に働いていけば 、きっといつかいいことがある。そう信じて作業を続けていきます」
ノリが良くて、いい意味でアバウトで 、大らかで快活で開け開け&ゴーゴーだった川口をまた見たい 。でも 、必死に歯を食いしばって、光りを求めながらスランプ脱出を図る今の川口の真摯な仕事ぶりも嫌いじゃない。苦しんで 、もがいて、この苦境をいつか脱した時。これまでにないタフでクールな新たな川口がそこに誕生している気がする。「これを見て下さい」と川口はつなぎを持ち出した 。足の部分には「TATUYA」の文字が。「自分は彼を忘れない。タツヤを知っているファンにも忘れてほしくない 。だから 、つなぎやヘルメット、Tシャツに彼の名前を入れた物を使っています 。あっ 、この前 、タツヤのお父さんから連絡がありました 。自分が落車してから調子が良くないことも知っていました。僕のレースもちゃんとチェックしてくれているんですよね。本当にありがたいです」
そして 、最後はちょっとだけ笑顔を浮かべて復権を誓った。「マサヤ(同期の長田)にだって早く追いつきたいですし、何とかまた状態を上げて、タツヤに“頑張っているぞ~”と伝えたいです!」
中田さん、親友はさみしい気持ちを懸命に絶えて 、今を生きて、走って、奮闘の限りを尽くしています 。中田さんの分も。柄にもなく悲壮感いっぱいに頑張っているので、いつか結果が出た時は、天国から前みたいにやさしくからかって 、いじってあげてください。(淡路 哲雄)
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